三刀流でプロ野球へ挑戦してみる大学生のブログ

三刀流でプロ野球を目指すプロセスを残していきます。

東京は僕を変えてはくれなかった

僕は高校卒業後すぐには大学に行かなかったんだけど、その間やってたことのひとつに、東京に住んでたというのがある。

あの頃はとにかく自分を変えたくてきっかけを求めていて、そのひとつが東京に住むことだった。東京という街はすごくて、何かが待ってるんじゃないかみたいな。

親の反対も押し切り勝手に飛行機を予約した。住んだ場所は家賃が安かったシェアハウス。僕はそこでいろんな人にお世話になった。

街コンを運営していた大学生がいて、年も近かったしいろんな話をした。大学に連れてってもらったり、サークルの勧誘を一緒にやったり(もちろん僕はサークルメンバーではないw)、街コンの手伝いをさせてもらったり。すごい楽しかった。

他にも、希望を持てない子供たちを世界旅行に連れて行くのが夢と語っていた居酒屋の店長さんとか、無料でヘアカットしてくれた美容師のお兄さんとか、自転車を貸してくれたサラリーマンとか、女優目指してた人もいたし、ダンサー目指してる人もいた。

なんて東京は素晴らしいんだろうって思ったし、人との繋がりってすごいんだなって思った。人生で一番楽しかった時間だったかもしれない。

ただ、僕はずっと東京にいることはなかった。半年も経たずに帰った。
なんでかっていうと、帰る1週間前にあることに気づいてしまったからだ。

「僕は何も変わっていないじゃないか」

僕は自分を変えるために東京に行った。だけど、変わったのは環境だけ。その環境にいさえすれば勝手に自分も変わると思っていたんだと思う。東京に住んでいること自体がステータスに感じてて(東京に住んでいる俺かっこいいみたいなw)完全に浮かれていた。それに気づいた。

だから即帰った。そして大学に行くことになって今に至る。

東京から帰るちょっと前に誰かから聞いたこんな言葉がある。誰だっけw

「夢を掴もうと東京には人が集まる。でも、ほとんどの人は何もつかめずにいつの間にか年を取る。東京に来ただけで満足しちゃダメだよ。東京に夢は落ちてないぞ。」

夢は落ちてなんかいないんだ。努力して掴み取るもんなんだ。って初めに思ったのはこの時かな。

 

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